少し前、人面魚が話題になりましたが、自然界に存在するものが、人の顔に見えたり、動物に見えたりすることは、ままあることです。
生来、樹木好きの小山直彦さんは、自然にある樹木の造形の面白さに目覚め、
１０年くらい前から、珍獣ならず珍樹ハンターとして活躍されています。
本書は、千点を超えるこれまでののコレクションから、選りすぐりの写真を公開しています。
全体は以下のように大別されています。 1：ベストセレクション 2：有名人 3：キャラクター 4：人体 5：動物
6：水族館 7：バード 8：十二支 10：文字
やはりベストセレクションの中に、よく似ているものが集中しています。キリン、人差し指、チンパンジー、パイプ・・・・・。
有名人は、そういわれればそうなのかな、という感じです。
後、これは面白いと思ったのは、クマ、シカ、餌をついばむ鳥、埴輪、などです。
また、各章の終末の部分にコラムがあり、
それによると、珍樹の見つけ方は、シュラクラ現象を利用すること、森林よりは公園が見つけやすいこと、
珍樹の見つけやすい木は、アオギリ、イイギリ、ユリノキ、のような樹皮があまり表れない、割と幹肌がなめらかな樹木がいいのだそうです。
さあ私も珍樹ハンティングにチャレンジしてみようかな？！！
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